LP12 RADIKAL AK ご納品 その1
1990年代後半にお納めしたLP12を電源部のアップグレードのためお預かりいたしました。
現状の電源はバルハラという、LP12本体に電源部を内蔵したモデルで、モーターはACモーター。
特に大きな問題はなかったのですが、今後異常が起こった場合、修理不可の場合が多く
今回、音質改善をメインとしてRADIKALアップグレードとなりました。
以下、作業中のLP12の内部写真の一部となります。
バルハラ電源+ACモーター(上)
RADIKAL DCモーター(下)
電源部は、別筐体のためLP12の内部はモーターのみとなります。
DCモーター個体の強度、剛性はACに比べ格段に良くなっています。
ACモーター(下)
RADIKALのDCモーター+回転制御光学センサー(下)
バルハラ電源は、家庭用交流電源(コンセントの電源)を水晶発振を用い正確な50Hz正弦波を生成。家庭用電源のノイズや電圧変動を低減し、ターンテーブルの回転を安定させるもの。
バルハラ、LINGOも効果は高いのですが、やはりRADIKALは別格です。
従来のACモーターに比べ、約20倍の速度偏差特性を得たDCブラシモーターを採用し
さらに
光学センサーにて、圧倒的な正確さで回転を制御。必要最小限の低トルクでモーターの総合的なノイズを
ターンテーブルに伝えず、安定した回転と圧倒的な静寂を得ています。
RADIKALにアップグレードされたお客様は、音の粒立ち、重なり、にじみが無くなり、濃密で音楽が前面に出てくると大絶賛になられます。
旧型のバルハラや旧型LINGO,Basic電源をお使いのLP12ユーザーの方、オススメです。